幸田小
6月15日,16日の1泊2日で5年生は宿泊学習に出かけました。
町内5校の小学校が集まって実施されました。5校の5年生が集まると75人になります。普段は,4人での活動ですので,とても貴重な体験です。
霧島自然ふれあいセンターに到着後,団結式や入所式を行いました。
入所式では,センターの方から「見る気で見よう・聞く気で聞こう・やる気でやろう」というセンターのモットーを教わりました。
初日の午前中の活動は,ニュースポーツ体験と丸尾滝見学です。
ニュースポーツ体験では,輪投げやストラックアウト,ゲーゴルゲームなどを楽しみました。
普段は,あまり体験しないゲームですので,成功しても失敗しても,みんな笑顔で楽しみました。
丸尾滝までは,ずっと上り坂でしたが,全員が最後まで歩きました。
滝では,マイナスイオンをたっぷり浴びました。
午後からは,塗り箸体験とチームワークゲームです。
チームワークゲームは,長さの異なる筒を半分に切ったものを持ち,スタートからゴールまで交代でつないでピンポン球を運ぶゲームです。息が合わないとピンポン球を次につなげることができません。まさにチームワークが問われるゲームです。
夕食は,バイキングで春巻きやスパゲティなどをいただきました。
夜の活動は,灯の集いです。
幸田小の4人が火を灯す「子火」の役を務めました。誓いのことばも堂々とはっきりと話すことができました。
キャンドルに灯された光を見ながら,これまでの自分を振り返り,家族のことを考えました。
5校の学校紹介クイズもしました。
2日目は,朝の集いや朝食,清掃を済ませた後,近くのみやまコンセールでミニコンサートを鑑賞しました。チェンバロやフォルテピアノという鍵盤楽器の演奏を聴きました。学校にあるグランドピアノと同じような形をしていましたが,全く異なる音色でした。
午後の最後の活動は,フライングディスクゴルフです。梅雨に入っていますので,雨が心配されましたが,自然の中でゲームを楽しむことができました。
初めは,なかなか思うように投げることができませんでしたが,慣れてくると上手に投げることができるようになってきました。
1泊2日でしたが,様々な活動を通して,「仲間と声を掛け合い協力すること」と「見る気で見て,聞く気で聞いて・やる気でやる」ことの大切さを学びました。また,他校に新しい友だちもでき,4人にとってすばらしい経験となりました。
6月も早いもので10日が過ぎました。
なかなか梅雨入りしていませんでしたが,九州南部も昨日,ようやく梅雨入りしたようです。平年と比べると12日も遅かったとか。これから雨が多くなりますが,幸田の子どもたちは元気に頑張っていきます。
今年も町産業振興課と地域おこし協力隊の皆さん,そして,地域の方々のご協力により,昨日,幸田の棚田で田植え体験を行いました。幸田の棚田は,今年「つなぐ棚田遺産」に認定されました。
子どもたちは,一列になって田んぼに入り,ロープの印のところに苗を植えていきました。
これまでも経験のある子どもたちは,慣れた手つきで苗を植えていきました。初めて体験した1年生もにこにこ笑顔で田植えをしていました。
今年は,餅米も植えました。餅つき体験も楽しみです。
子どもたちが田植えをしている間は雨も上がり,すばらしい田植え体験となりました。ご協力いただいた皆さん,ありがとうございました。
本校は,11日まで「校内人権期間」として取り組んでいます。
朝の全校朝会で校長先生が「子どもの権利条約」について話をされました。
子どもの権利には,大きく分けると次の4つがあります。
「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」です。
子どもたちは,それぞれの権利についての話を大きくうなずきながら聞いていました。
4つの権利については,unicefの公式サイトにも記載されていますので,家族で調べて話題にしてほしいです。
午後には,プール開きをしました。
子どもたちが楽しみにしていた水泳学習がいよいよ始まりました。
少し水が冷たかったですが,とても気持ちよさそうに泳いでいました。
今年の夏は,昨年より少しでも長い距離を泳げるように頑張ります。